アムトラックで行くワシントン観光

今日の朝食は、ホテルで和食を

今日の日程は、ペンシルベニアホテルへ、各自集合です。
ちゃんと、メモしておいて、見せないとペナシルベニア駅へ連れて行かれますよ、
とツアーデスクのひとに注意されやや不安を抱いて、ホテルのボーイにが、
呼び寄せてくれた、タクシーに乗ります。
英語の通じるぬのちゃんが、頼りです。

タクシーのチップ
	アメリカのタクシーは大きいだけでなく、運転席と後部座席が透明プラスチックで隔てられています。 四人で乗る時は私が助手席に乗り、全員を正しい目的地に到着させる役目を仰せつかっていました。 でも、私は初めての地で、さび付いた英語を手繰りだすのが精一杯、慣れない15％チップの計算まで とても頭が廻りません。　そこで、チップ換算早見表を用意し、後ろの人たちに預けておき、 最終料金が表示されたら、チップ込みの金額を後ろから言ってもらうことにしていました。 先ず第一回、早朝だったので、ホテルのボーイさんにタクシーを呼び込んでもらい、 アムトラック乗車の集合場所に向かいました。 10分もかからないで到着、表示は５ドル少々でした。後ろから、”６ドル”と明快な指示、あれ！ 変と感じはしたのですが、そこは早見表を信じ、その通り払いました。 すると、運転手さんが何かがっかりしたような、もの悲しそうな表情で小さく”サンキュウ”と言いました。 それが気になった私は、降りてからゆっくり暗算で概算してみました。やっぱり変、６ドルではチップが 15％になっていなかったのです。早朝に大勢で乗り、チップも満足にあげられなかったと知り、 私は申し訳なさに沈みました。（後で確認したら、換算表の一段見み間違えとのことでした） さて、第二回、今度は夜、朝とほぼ同じ場所からイエロータクシーを拾い、宿泊ホテルに向かいました。 運転手さんは、私達を手招きで呼び込むような陽気なヒスパニック系のお兄さんでした。 彼は私が隣に座ったすぐから、冗談とも本気ともつかない話をスペイン語交じりで続けました。 私が試しにホテルまでいくら位と聞くと、スペイン語で、ベンテシンコ（２５ドル）と言います。 冗談でしょう、朝は６ドルだったと言うと、チップはいくらあげたと聞いてきました。 なんだかなめられている感じがしてきました。にぎやかに混んでいる夜のブロードウエイなどをすり抜けて、 無事ホテルに到着、表示は６ドル41でした。私は間違わないようにと一枚ずつ確認しながら8ドルを払い 腰を浮かしかけた時、彼が強い語調で”ノー”と言います。びっくりして彼の顔を見返すと、 その顔は真剣そのもの、目は鋭くなっていました。 とっさに私も”ノー”と言いました。でも早く逃げ出したくなり、結局手元のもう１ドルを差し出しました。 たかが１ドルのことでしが、チップの追加を強要されたことに不快感が残りました。 三回目は、ホテルからメトロポリタン美術館行きでした。今度もヒスパニック系のお兄さんでした。 でも、彼は、時々の私の質問に答えるだけで静か な人でした。美術館に着いた時、7ドル少々、９ドルくらいかなと思いましたが、大勢で乗ったことだし 感じもよかったので、１０ドル札を手渡しました。 彼はすぐお釣りを用意しはじめました。お釣りはいらないと伝えると、彼は満面の笑みを浮かべました。 そして、本当に嬉しそうにお礼をのべ、わざわざ後ろの人たちにも”サンキュー”をいいました。 その笑顔は素敵でした。心が通じたきがして、私まで嬉しくなりました。 私は、三回目にして、やっとチップの心を理解できたのでした。　　祥子
日本人にとって、チップの制度は本当に頭が痛いです、レストランでも最初メニューを持ってきた人にずっと オーダーしなくてはいけません、手の空いている人を、『オイ、ネエチャン』なんて呼んではいけません、 （私たちは、オイだのネエチャンだの申しませんが(^_-)-☆） 実は、我々の反省！この朝、早朝のため道路からタクシーを呼び寄せて乗せてくれたホテルのボーイさん にも、チップを上げなければいけなかったのです。 申し訳なかった…と、この後しばらく、一同の胸がチクチクしたことをお詫びと共に白状します。《管理人》

ペンシルベニア駅
　　　　　

ホームで写真を写したら、ガイドが怖い顔をして飛んできた
写したらいけなかったらしい
これぞ、知らぬが仏
　　　　　

アムトラックで行くアメリカ旅行
東海岸の大動脈 New York - Philadelphia - Washington DC を走る高速列車。
通勤時間帯は New York から Boston まで運転区間が伸びる列車が数本ある。
この区間は、更に速い Acela 、この Metroliner、
各駅停車の Regional という3種類の列車が走っている。
Washington, DC - New York: 約3時間

	駅一覧
	Washington Union Station, DC Baltimore - BWI Airport Rail Station, MD Baltimore - Penn Station, MD Wilmington, DE Philadelphia, PA Trenton, NJ Princeton Junction, NJ Iselin, NJ Newark, NJ New York - Penn Station, NY

ワシントン　ユニオン駅　小泉首相訪米を明日に控えて、マスコミのクルーが準備中
ショッピングモールとしても見応えのある、ワシントンDC唯一の駅。上野駅のような構造で、 地上駅はホームがなく長距離専用、二階駅はメトロライナーなど近距離列車が発着する。

国会議事堂　明日小泉首相が訪米するとのことで、テントが張られている		ホワイトハウス ドラマでよく見る、オーバルハウスは この裏側、バスの観光なので、 好きに見ることが出来ないのが、 残念！
ケネデイ家の墓 永遠に消えない炎と共に、ジョン・Ｆ・ケネデイは 埋葬されています。ここには同じような墓標が ４つありますが、一つはジャクリーン夫人、 後の二つは子ども達の墓だそうです。	リンカーン像

ペンタゴン ファッション センター
　　

スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)は、アメリカを代表する科学、産業、技術、芸術、自然史の総合博物館群の呼び名。 多くは、ワシントンD.C.の中心部にある、ナショナル・モールに位置する。
	1848年イギリス人の科学者ジェームズ・スミソンが、「知識の向上と普及」にと委託した 遺産を基金としてワシントンD.C.につくられた全部で16の博物館、美術館、動物園の総称。 研究機関であって、同時に一般市民に無料で公開されている。 モール側の入り口を入ったすぐのところに、「さわれる月の石」がおいてあります。
NASMはテーマ別に分かれた複数の展示室と、Lockheed Martin IMAXシアター、Albert Einstein プラネタリウム、 ミュージアムショップからなっています。ミュージアムショップは地下１階から中２階まで、３フロアに広がる大きなものです。 定番のおみやげといえば宇宙食とスペースペン、たくさん売っています。

アムトラックでニューヨークへ戻る
列車の中で夕食、ツアーに申し込んだお弁当は18ドルの『助六ずし』
結構おいしい、アボカドが入っているのは、うなずけるが、
細く切った生のニンジンが、入っているのには、びっくり！
彩りのつもりか？



一日掛けた列車の旅で疲れた、たーちゃんとる私は、
入浴もそこそこに、ぐっすりと白河夜船でした。
いきなり、プープーと警告音とともに、
『アテンション　プリーズ、アテンション　プリーズ、なんたらかんたら…ファイア』
と放送です、ネボスケ二人組みも、さすがに目覚めて、
ドアを開けて、廊下を見ますと、特に騒ぎにはなっていなく、
ルームサービスのボーイが、二箇所ほど、ワゴンを押して行き来しています。
やはり、確かめたほうがよいと思い、とっさに、パスポートの入ったポーチを
引っつかんで、ロビーへ降りました。
それほどの騒ぎにはなっていませんが、
黒い火事装束に、斧などを持った屈強な男が10人ほど、
表には消防車が4台、間もなく37〜38階用のエレべーターから
どやどやと降りてきた彼らは、引き上げて行きました。
防火警報設備の誤作動だったようです。
　　

7日目メトロポリタン美術館とブロードウェイミュージカルへ

旅の記録TOPへ